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頻尿・尿もれ・残尿感などおしっこの悩みを解決!

尿が近くなる、夜中に何度もトイレに行きたくなる、尿意はないのに漏れてしまう、おしっこの勢いが最近弱くなった、スッキリしないなど頻尿、尿もれの相談が増えています。

頻尿の起こる原因としては、膀胱や前立腺など泌尿器系の臓器に病気が存在して起こるものと、病気があるわけでもないのに起こるものがあります。

緊張するとトイレに行きたくなったりする経験は、多くの方があると思いますが、これはいわゆる神経性の頻尿です。

ご相談で最も多いのが歳を重ねることによる頻尿、尿もれで、すなわち老化によるものと言えます。

中国医学では、五臓のうち「腎」が主に体内の水分をコントロールしているとされています。

また、「腎」は二便(大便、小便)をつかさどると言われ、尿の生成や排泄は腎の陽気(腎陽)の働きによるものと考えています。 

腎陽が不足している人は寒さの影響を受けて発汗量が減少したり、腎臓での水分の再吸収がうまく行われず、尿量が増えます。 また腎陽には膀胱の機能を助けて尿がもれないようにする働きがあります。

このような働きのある腎が弱った状態を「腎虚」(じんきょ)といいます。

腎虚には「補腎薬」(ほじんやく)という漢方薬を用い腎の機能を回復すると同時にその人に合った漢方薬で体調や体質を改善します。