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インフルエンザ・ノロウイルスから身を守ろう!

かぜやインフルエンザにかかりやすい季節になりました。

気温が低く空気が乾燥する冬は、かぜやインフルエンザ、ノロウイルスといった感染症が流行しやすくなります。

かぜやインフルエンザのウイルスは乾燥した環境を好み、ノロウイルスは気温が低下すると生存期間が延び元気になります。

 

インフルエンザは38度以上の高熱、筋肉痛や倦怠感などの症状を伴い、くしゃみや咳など空気中に散ったウイルスにより飛沫感染します。西洋医学には、抗ウイルス薬やワクチンなどがありますが、どんどん構造変化するウイルスに対して新薬の開発が追い付かず、後手に回ってしまうのが現状です。主に抵抗力の弱い子供やお年寄りがかかりやすい傾向にあります。また、心臓や肺、糖尿病など基礎疾患を持っている方はさらに危険と言われています。

だからこそ「なる前に守る!」インフルエンザ、ノロウイルスにかからない予防対策でウイルスを寄せ付けないようにすることが大切になります。

ウイルス対策で大切なことは身体の免疫力を高めて強い体質をつくることです。中医学では細菌やウイルスなどを「外邪(がいじゃ)」ととらえ、外邪から体をも守るために、免疫や体力を備えることを中心に予防します。

そのためには、体内の「衛気(えき)」を充実させることが重要です。衛気は体の表面(鼻やのどの粘膜、皮膚など)にバリアを張り巡らせ、ウイルスなどの侵入を防いでくれる免疫力。そして体の中から抵抗力を高める「補気」=気を補うことが重要です。漢方薬では衛益顆粒、麦味参顆粒、板藍根などがよく用いられます。

日ごろから手洗い、うがいなどを行い、バランスのよい食事や十分な睡眠、ストレスの発散などを心掛けましょう。